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言葉にできたら夜泣きがおさまった・・・

  • 2018.02.06

おかげさまで12月には社団設立3周年を経て、新しい年を社団のメンバーたちと迎えることができ、日頃お世話になっている皆様には大変感謝しています。気付いたら今年ももう立春を過ぎてしまいました。


さて今日は「言語化できたら子どもの夜泣きがおさまった」という我が家の話をしたいと思います。

私は子どもには楽器を習わせていて、今は、末っ娘のお稽古に付き合うのが一日でももっとも幸せな時間です。

練習していた曲の譜面に、ピアノ(弱い音)から一気にフォルテ(強い音)にまでクレッシェンド(音を大きく)していく指示が書かれていたので、何度か弾いてみた後で、娘に尋ねてみました。

私:「ここどんな感じに聴こえる?」「ママには、、そうだなぁ、暗い階段をのぼっていったら、どんどん明るくなって、最後はとっても明るい屋上に出た!みたいな感じがするかなぁ」

娘:「えーっと、子どものお母さんがお病気でお部屋で寝てて、だんだんなおって、クリスマスに元気になったっていう感じがする」

私:???

一瞬わからなかったのですが、おおお、もしや私が先日インフルエンザになったときの話か?!と氷解。
年末に私は人生初めてのインフルエンザにかかりました。幸い症状も軽かったので、隔離されて家事もせずに済んで、好きなだけ本が読めてなんてラッキー!な日々だったのですが、普段は強靭な母が倒れたのは子どもたちにとっては不可解だった模様。
ご飯は部屋の外に置くようにと言われているのに、扉を細く開けて中をうかがおうとするのです。初日、そーっと開いた扉から3人の顔が縦に代わる代わる見えた時には、お腹を抱えてしまいました。末の娘はずっと心配だったのか、部屋の外で入りたいと泣いたり、「プレゼント作ったから」などと言いながら一日に何度もやってきて、うつるからやめなさい、と叱られたりしていました。
幸い家族の誰にもうつらず、娘とも元通り一緒の部屋で寝られるようになったのですが、夜泣きが2週間ほど断続的に続きました。きっと不安だったのだと思います。

上記のやりとりをした夜、お布団の中で、「ママが死んじゃうんじゃないかと思ってすごくかなしかったの、寝てる間に死んじゃったらどうしようかと思ったの。何度もこわい夢見たの」としゃくりあげていました。どうやらそれで夜な夜な泣いていたようです。言葉にできるまでにきっと2週間かかったのでしょう。思わずむぎゅっと抱きしめてしまいました・・
不思議なことに、娘はこの「言語化」ができてから、パタリと夜泣きがおさまったのです。

「言語化」の効用はたくさんのことが言われています。「考えを言語化することでその思考が明解になる」、「夢を言語化するとかなう確率が高まる」、「スポーツでも動きを言語化することで四肢に良い影響がある」などなど。
これらに加えて、今回のように「不安を取り除く、乗り越える」という効用もあるということを改めて思い出しました。
赤ちゃんが夜泣きをしてしまうのは、出産のときのトラウマがあるなんていうお話もありますが、仮に赤ちゃんが「あの時、暗い中から出てきたら周りが急に明るくなって、ドクターの声が聞こえて、、」なんて話せたらきっと夜泣きもさっさとおさまるのでしょうね。まぁそんなことはできないのが赤ちゃんの赤ちゃんたるゆえんなのでしょうが。
そして幼い子や心の不安が強い人は、なかなかこの言語化が容易にはできないのだと思います。何が問題なのか話して!なんて迫ったとしても、一定の期間が経つまでは言葉にできない、なんてことも往々にしてあるのだと思います。

授業でも、この言語化の効用、アウトプットの効用を最大限に生かせるようなプログラムを組んでいきたいと考えています。プレゼンが苦手、なかなか言葉が出てこない、など日々の不安を解いていく処方箋もさまざまに練ってまいりたいと思います。

今年は健康に気を付けつつ、またいろいろ仕掛けていけたらと思っています、引き続きよろしくお願いいたします。
                                                                                                                                                                                                                           (Aska)