所在地、東京都文京区音羽1-17-11 花和ビル308号

私たちの思い Vol.1

~10年先、20年先の職場を想像して~

「知ってる単語が一つもない!!」――日本の教育の中で育ち、「英語は得意科目」と自負していた当時高校生の私が、のちに米アイビー・リーグのブラウン大学へ進学することになる友人の単語帳を覗いた時の愕然とした気持ち。あの時のショックは、社会に出てからも、そして母となり子どもを育てる立場になった今でも、私の中で大きな存在感を放っています。

あれから20年超。インターネットの出現によって、「英語」を解する人とそうでない人との情報格差が加速しています。多くの企業では「グローバル化」を謳ってはいますが、一方で、ガラパゴスな環境で安穏と日本語情報だけを頼りに生活し、そうした世界の趨勢から取り残されていることにすら気づかないでいる日本人も多いような気がしてなりません。

商社勤務時代に赴任していた中国・台湾では、隙あらば我こそが!とチャンス到来を窺う向上心の旺盛な中国人に多く接しました。その後転職したエレクトロニクス企業では、トップが外国人に変わり、その流れで社内の要職もトップとのコミュニケーションが円滑な人にどんどん置き換わっていく現実を目にしました。退職後も数多くの企業の経営陣を取材してきましたが、勢いのある会社ほど、国籍を問わず広くグローバル市場から優秀な人材を確保する動きを活発化させていることを、何度も肌で感じました。

私には7歳と2歳の娘がいます。彼女らが社会に出るころには、英語ができることに最早プレミアムはなく(むしろ、できないことによるディスカウントが大きく)、取引先から上司・同僚に至るまで、国籍の多様性に富んだ職場に身を置いて、毎日を過ごすことになるのではないでしょうか。そうした環境でも、自分らしさを存分に発揮して、周りに認められ、社会に貢献できる人間に育って欲しい。そのように切に願っています。

日本の教育のあり方も、今後、大きく変わっていくと思います。実際に今、変わりつつある最中でもあります。ただ、日々成長を続ける子どもたちの人生を、そうした行政のスピードに合わせて、安穏と待つ余裕はありません。

私は、私自身が感じてきたショックや危機感を、アルバ・エデュでの取り組みを通じて少しでも解消し、子どもたちの大きな可能性に託せれば、この上ない喜びに感じます。

皆様方の温かいご支援をよろしくお願いします。

(Kayo)