
小学1年生の娘は、5歳からヴァイオリンを習っています。
発表会は好きだけれど毎日の練習は好きではない様子。。。
音楽を楽しんでくれればいいな、と思いつつ、先生が毎日練習とおっしゃるのでやらせなければと、ケンカと試行錯誤の日々。
他のお宅は・・・と思っていたところ、この本を目にし、世界の千住真理子さんはどうだったんだろうと、手に取りました。
強烈でした。
道を究めるということは、とてつもないエネルギーが必要なんだ。
真理子さんがお母様と二人三脚で、前へ前へ進んでいく。でも、話はそれだけではない。
この家族には、明さん、博さんという二人のお兄さんと、学者のお父様がいる。このみんなのチームワークがすごい。
曾祖母を看取り、億円単位の名器を手に入れ、家族のピンチの時には世界の各地から集まってくる。共に戦い抜いた仲間、という印象を受けました。
「近い道など探すな。遠い道を苦労して行けよ」
というお父様の言葉。
子どもを信じているからこそ出てくる言葉。
仲が良いが、それはふんわりした関係ではなく、ぎゅっと濃密なチーム。こういう面を我が家も持ちたいと思いました。
(Mihoko)