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埼玉県戸田市美谷本小学校にて教員研修開催
2023年2月3日、埼玉県戸田市美谷本小学校で教員研修を行いました。 戸田市は毎年市の教育委員会主催のプレゼン大会が行われるなど、プレゼンに対してとても熱心な市です。 美谷本小学校もこのプレゼン大会に毎年出場する等、プレゼン教育に力を入れている学校です。 教員研修では、プレゼンが子どもたちに与える効果や取り組む目的について先生方と再認識をしました。 教育の出口である社会ではコミュニケーション能力が今最も求められているにもかかわらず、学校の授業では「話す力」を育てる教育が不十分であることを竹内が語ると、何度も頷く先生方。 学校現場で子どもたちを日々指導していらっしゃる先生方も、この子どもたちの「話す力」について課題を感じている様子でした。 研修の中で、「プレゼン発表のために原稿はつくるべきか?」という問いに対して全員で考えるというワークがありました。 「原稿は作るべき」「原稿は作らないべき」様々な意見が出ました。 特に印象的だったのは「原稿はつくらない。つくるならメモ程度で。 なぜなら、プレゼンする子どもの気持ちや思いが聞く側にダイレクトに届くのは、原稿を読み上げる時ではなく、もっている熱量で語り掛けるように話す時だから。」という意見。 アルバ・エデュの授業では、人の心を動かすためにプレゼンがあるとお伝えしています。 「~が好き!」「~がしたい!」という純粋な思いの力は、聞く側の心を大きく動かします。 そして、思いが聞く側に届いたと感じる瞬間、発表した子どもの自己肯定感や自己効力感は大きく高まります。 子どもの思いを大切にする美谷本の先生方だからこそ、本質的な議論ができたと感じます。 研修が終了した後、担当の先生が一言「明日から美谷本小は変わります!」と力強く言ってくださいました。 受け身ではなく能動的に学ぼうとする姿勢、学んだことを子どもたちに明日から還元しようとする熱意が美谷本小学校の先生方からは感じられました。 こういった姿勢や志を忘れずに持ち続けている先生方こそ、これからの新しい教育の担い手になり、子どもたちを未来の明るい方向へ導いていってくださる先生方だと確信します。 これから美谷本小学校では実際に5年生へアルバ・エデュの授業をお届けします。 意識高い先生方と協働で授業を子どもたちに届けられることを、今から楽しみにしております。
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「Speak Up!プログラム」導入校に文部科学省、さいたま市教育委員会の視察
2022年12月8日、「Speak Up!プログラム」の8自治体目の導入先として、さいたま市立西原小学校(橋本大輔 校長)の児童に対してモデル授業、先生に対して教員研修を実施しました。 ※Speak Up!プログラム:アルバ・エデュが日本財団の助成のもと全国の自治体にて実施 プログラム詳細はこちら 今回のプログラム実施にあたり、 文部科学省 教育課程課 常盤木課長含む5名 さいたま市教育委員会 細田教育長含む4名 が視察のため訪問されました。 [caption id="attachment_4066" align="alignnone" width="400"] 6年2組でのモデル授業の様子[/caption] [caption id="attachment_4064" align="alignnone" width="400"] 教員研修の様子[/caption] <プログラムに対するコメント> 文部科学省 常盤木課長 「 子供たちがこれからの社会を自分の力で生き抜いていくために必要な力ですね。」 さいたま市教育委員会 細田教育長 「内容はすべての基礎になるもの。教員がスキルやマインドセットを身に付けられると一気に変わる。プレゼンだけでなく学びに向かう力が変わる」 [caption id="attachment_4065" align="alignnone" width="400"] 文部科学省、さいたま市教育委員会の皆様との意見交換の様子[/caption] 今後、西原小学校で継続実施されるプログラムには、さいたま市長の視察も予定されております。
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秩父地区養護教諭研修会に登壇いたしました。
2022年11月22日(火)に開催された秩父地区養護教諭研修会に アルバ・エデュ公教育部統括の蝦(えみ)が登壇いたしました。 子どもたちや先生方を温かく優しく包み込み、校内で唯一無二の存在となっている養護教諭。 1人仕事で、子ども、教員、保護者、校医、役所など、様々な対応に日々奔走し、コロナの対応も加わり…笑顔でいられない日もあると思うのですが、いつも朗らかを心がけていて、私は養護教諭の皆さんを心から尊敬しています。 自己肯定感や自己効力感を高める必要性について度々話題になっていたそうです。 一歩前進のお役に立てたら嬉しいです。 (コメント・蝦真理子) 養護教諭のみなさま、本当にありがとうございました。
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新方小学校児童の壁新聞公開
2022年9月9日(金) 埼玉県越谷市立新方小学校で開催した プレゼンテーション出前授業の感想を 児童の皆様が壁新聞にしてくださいました。 その一部を紹介させていただきます。 聞き手と理解をあわせるのが大事!と学び、気づいたり プレゼンは他の人に自分のしたいことや伝えたいことを 伝えることだと気づいたり アルバ・エデュが授業で伝えていることを しっかり受け取って、そしてまとめてくれていました。 新方小学校の児童のみなさま、本当にありがとうございました!
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世田谷区「言葉の力」育成プログラムを受託 ICTを活用して好きな遊びをプレゼン!
世田谷区の保育園・幼稚園3園に、2回ずつ授業をお届けしました。 授業では、世田谷区が進めるICTを活用した教育実践として、タブレット活用やスクリーン投影を行いました。 「言葉の力」育成プログラムは、子どもたちが自分の思いを「言葉」で表現し伝え合う喜びを実感することを通して「言葉の力」を育むことを目的としており、世田谷区教育委員会乳幼児教育・保育支援課より受託しました。 アルバ・エデュが目指す「話す力」の基礎をつくる大切な第一ステップとなります。 講師やファシリテータには、世田谷区内の協力者に多数恵まれ、遠方から駆けつけてくださる方もいて、おかげ様で、子どもたち一人一人に寄り添ったヒアリングをすることができました。子どもたちは、1回目の授業では前に出て話す、2回目の授業では前に出てスクリーンに投影した写真を指し示しながら話す、という2パターンを経験しました。 「いつもよりも言葉数が増えて驚きました」 「自信がない子だったのですが堂々とみんなの前に立てたので驚きました」 「発話が難しい子でも代わりにファシリテーターさんがイイタイコトを話してくれて、その子もみんなから拍手をもらえたので嬉しそうでした」 「あとでもう一度子どもたちを褒めたいと思います」 「今日のがんばりをおうちの方にも知らせます」 というお声を先生方からいただきました。 乳幼児教育・保育支援課の皆様が、毎回温かく見守ってくださり、2回目はICT活用のサポートもしてくださいました。心より感謝申し上げます。 (レポート:蝦)
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富山市教育委員会とアルバ・エデュ、すべての子どもに 話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結
富山市教育委員会と、プレゼン教育授業を手がける一般社団法人アルバ・エデュ(東京都文京区、代表理事:竹内 明日香、以下「アルバ・エデュ」)2022年7月11日にすべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育に関する連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。 なお、この事業は日本財団助成事業「全国の教育現場への『話す力を高めるプログラム』導入事業」の対象事業となります。 ■宮口 克志教育長のコメント 富山市が本市の指導方針に基づいて取り組むことで子どもたちに培いたいと考えている力と、アルバ・エデュから提案いただいたものとがフィットした。 (話す力は)変化の激しい社会において子どもたちがつけていかなくてはいけない力。 自分を表現する、自分を伝える力。 与えられた知識や技能にとどまらず、自分たちでまとめて発信していく。 これをきっかけに市内の小・中学校に広めていきたい。 世界に羽ばたく富山の子どもたちになってほしいと願っています。 ■竹内 明日香のコメント これから大切なのは自ら考え、自分の思いや考えを話す力です。 授業の当初、ほぼ全員の児童が「話すのは苦手」という方に手を挙げていました。 ところが、考え方さえ手に入れれば、最後には満面の笑みで一人残らず話せていました。 富山の子どもたちはすでに学力が高いので、ここに思考して表現する力が加わったら今後が楽しみです。 これからますます取り組みを広げていきたいですし、今日から富山で始まる変化を全国に発信していきたいです。 プレスリリース全文はこちらから https://www.atpress.ne.jp/news/318030
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江戸川区立瑞江第二中学校全校生徒へプレゼン出前授業を届けました
2022年4月27日、一般社団法人アルバ・エデュは瑞江第二中学校へプレゼンテーションの出前授業に参りました。 5時間目は1年生へのプレゼンテーションの授業。 6時間目は全校生徒へ授業をいたしました。 2・3年生は昨年度からプレゼンテーションに取り組んでいるため 話す力が確実に積み上がってきていることを 授業の活動を通して感じることができました。 校長先生からは 「プレゼンテーション研究2年目を迎え確実に力がついてきていること、下位層の生徒も上位層の生徒と相違なく意欲をもって楽しんで取り組めるところが素晴らしい」 とお褒めの言葉をいただきました。 次に授業に行ったときに生徒の変化が楽しみです!
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埼玉県日高市教育講演会~自治体全教員の皆様への講演会開催~
2022年1月11日(火)一般社団法人アルバ・エデュは 埼玉県日高市教育講演会に登壇いたしました。 8期目にして念願の「自治体全教員の皆様への講演」が実現 総勢300人の先生方に講演させていただきました。 3学期初日の午後、代表の竹内と教育委員会の皆様は日高市役所から 先生方は各学校からzoomで参加、というハイブリッド型で開催されました。 「話す力がなぜ今必要か」という演題で、総勢300人の先生方に講演させていただけることは、その先生方と一緒に学ぶ子ども達の数を想うと、大変嬉しいことです。 チャットを活用したことで、 対面での講演会よりも講師とのやりとりが気軽にでき、 「今までいろいろな講演会を聞いたけれど、最後まで興味深く聞けたのは初めてでした」 「竹内さんのプレゼン、さすがです。とっても楽しかったし、職員室でも話が盛り上がりました」 「卒業式の式辞は原稿を書かないで話します!(校長先生)」 「時代の変化をとても感じている今日この頃です。未来を生きる子供を育てている教員は、これから世界がどう動くか想像する力が大切だと改めて思いました。」 という感想をいただきました。 次は保護者の皆様への講演も承りたい、という気持ちがむくむくと湧いております。 ぜひ次は皆様の自治体へ、ご依頼お待ちしております。
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保育園でプレゼン授業開催【輝きベビー保育園 篠崎】
2021年11月19日、アルバ・エデュで初となる、保育園でのプレゼン授業に行って参りました。 ご依頼をいただいたのは、東京都江戸川区篠崎にある「輝きベビー保育園」。 これまでもアメリカでshow&tellを経験された先生がshow&tellを実施されていらっしゃいました。 より良い活動にするべく、5月に私どもが参加した教育展示会EDIXでお声を掛けて頂きました。 当日は、先にいつも行っているshow&tellの様子を見せていただきました。 文京区の活動では幼稚園の年長さんが最年少ですが こちらの保育園では年中さんも参加しておりました。 毎月取り組んでいらっしゃるとのことで、子どもたちもみんなの前で話すことにとても慣れていて、驚きました! プレゼンのご支援をさせて頂くことはありますが 他の方のプレゼン授業を見ることはあまりなく 貴重な体験をさせていただきました! 私たちのプレゼン授業は ・自己紹介 ・緊張をほぐすお遊戯 ・チームになって自分の好きな食べ物をプレゼン練習 ・ひとりづつみんなの前でプレゼン チームは4人1組にファシリテーターが付きます。 ひとりひとり、子ども達の話を聞ける環境を作れるところが、外部講師を呼ぶメリットです。 知らない大人に囲まれて緊張しながらも、少し照れながら楽しそうにお話をしてくれました。 子どもたちは、いつもの発表と違って ・発表が終わると拍手をすること ・質問タイムがないこと に驚いたり、どうして拍手するの?と質問をしてくれたりしました。 受講後のアンケートでは、先生方からこのような感想をいただきました。 「現在行っているshow&tellでいいのか?と考えたりするところがありました。モデル授業の中で子ども達がスタッフの方と楽しそうに話す姿や発表する姿が見られ、良かったと思います。」 「今後は、子ども達の意見にしっかりと耳を傾け、肯定してあげることをしていきたい。」 先生方皆さんが「子どもたちの伝えたいことを引き出したい」というお気持ちを強くお持ちで モデル授業後も、もっと日頃から子どもたちの語彙力を増やすために 出来るとこはないかとお考えになられている姿に感銘を受けました。 保育の合間のお忙しい時間に、素敵な機会をいただき 本当にありがとうございました。 今回はモデル授業の他、カリキュラムを納品させていただきました。 声掛け案を含めた指導書も含まれています。 show&tellの経験が浅い先生でも、台本の様に読みながら スムーズに参加出来るようにお作りしました。 日々お忙しい先生方は、新しい取り組みをされる時間も限られていると思いますので 是非このようなカリキュラムを多くの教育関係者様にご利用いただきたいと思っております。 子どものころから「精神的安全性が確保される場所」で 話す力を高めることは、自己肯定感向上にもつながる取り組みにもなります。 保育園の特徴カリキュラムとしてぜひプレゼンテーションカリキュラムの導入はいかがでしょうか。 お問い合わせ・ご相談はこちらから https://www.alba-edu.org/contact/
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瑞江第二中学校第3回校内研修 <プレゼンテーションの評価を考える>
2021年9月29日 一般社団法人アルバ・エデュは江戸川区瑞江第二中学校の校内研修 <プレゼンテーション評価を考える>を開催いたしました。 校内研修はこれで3回目の開催となります。 内容は「プレゼンテーションの評価」 竹内代表による政治家のプレゼン斬り! から始まり、 ペアワークやグループワークをいたしました。 先生方は熱心に参加してくださり 最後は「生徒にイイタイコト!」1分間プレゼンを開催。 「毎日生徒とのやりとり帳に全員分コメントをして、時々質問を書いても、 誰もそこにコメントを返してくれない」 との先生のプレゼンには 教員誰もが深くうなずいてしまうのではないでしょうか。 1分間に共感と笑いと生徒へのメッセージと愛情が詰まっていました。 プレゼンの評価によって 子ども達のしなやかな思考を型にはめ、 プレゼンを心から楽しむことができなくなってしまうのではないか というご意見もあります。 自分のプレゼンを客観視して改善するための 目に見える指標を作成して子ども達の成長につなげたい 瑞江第二中学校の先生方の思いが詰まったルーブリックを作成しております。 文京区教育推進部教育指導課から指導主事様もお見えになり 「子どもにとってはもちろん、教員にこそ必要な研修ですね」 と嬉しいお言葉をいただきました。 出前授業だけなく教員研修に力をいれ すべての子ども達話す力をつけるために活動しております。 オンラインツールをつかい全国の学校へ教員研修しておりますので ぜひ一度お問い合わせください。 ↓お問い合わせはこちらから↓ https://www.alba-edu.org/contact/