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想像力のスイッチで、情報にのまれない学びへ――  第2回オンラインセミナー開催報告2026.3.10

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2026年2月25日、オンラインにて第2回セミナー「メディアリテラシーと話す力」を開催しました。

今回講師としてお迎えしたのは、元TBS報道アナウンサーであり、光村図書の小学5年生国語教科書に『想像力のスイッチを入れよう』を書き下ろしされている下村健一先生です。

前半の約20分は下村先生によるお話。情報があふれる時代に「初耳の情報に振り回されない」ための考え方として、4つの力「そ・う・か・な」。また、情報を受け取る側の姿勢だけでなく、SNS全盛時代のいま、「発信する際に気をつけたいポイント」として4つの観点「は・っ・き・り」のお話を伺いました。情報を決めつけることなく明確に平易に伝えることの大切さを提示していただきました。

後半は、参加者から事前に寄せられていた質問をもとに、代表竹内と下村先生による対談を実施。「正解主義からの脱却」「教科横断の学び」「分断をあおる情報環境のなかで納得解を見つけるには」など、学校現場の切実さと直結したテーマが次々に取り上げられました。

竹内からも、入試や採用試験の場面でプレゼンの評価が増えている現状に触れつつ、「これまでのように“正解がたった一つ”ではなく、正解のあり方そのものが変わっていく」という見立てが共有されました。また発信力が課題と言われる若者たちにとっての探究の授業の方向性についてもお話ししました。

下村先生からは、成績と正解主義に関する議論のなかで、二元的な「カチカチスイッチ」と幅をもって考える「すいすいスイッチ」。白黒を急がず柔軟に受け止めていくことが、これからの情報環境を生きる上で重要ではないかとのメッセージをいただきました。

知識の量だけでなく、自分の考えを組み立て、相手に伝え、対話しながら納得解を探っていく力が、これからの学びの中心になっていく。その未来を見据え、参加者とともに情報の「受け取り方」と「伝え方」を問い直す、学びの濃い1時間となりました。

また、セミナー後アンケートでは、多くの前向きな声が寄せられました。
・「メディアリテラシーと話す力に親和性があることは大変よくわかりました。
・「プレゼンとその前提となる物の見方がよくわかりました。」
・「モヤモヤに耐える力、モヤモヤこそが普通であるという話は納得しました。
・「子どもが自ら動き出すスイッチの多様な方向性を拝聴できたことは良い刺激になりました。」


今後も、学校現場や家庭、地域で活かせる形で、こうした学びの機会を広げてまいります。

 

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