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授業提供者数 51,541人 2023/3/10現在

すべての子どもたち・若者たちが
「話す力」を高め
羽ばたけるように。

公教育へのモデル授業や教員研修導入を通じて
心理的安全性のある学級経営を助け
一人の子どもも取り残さず
「話す力」が高められるよう活動しています

PICK UP!

活動報告

【プレスリリース】文京区・教育委員会とプレゼン教育に関する覚書を締結

2017年から文京区にて導入されている「Speak Up! プログラム」について、2023年3月16日に文京区・教育委員会と「すべての子どもに話す力を届けるプレゼン教育」に関する覚書を締結しましたのでお知らせいたします。 詳細は下記プレスリリースにてご確認ください。 文京区との覚書締結に関するプレスリリース

【自治体】江戸川区教育長との面談が行われました

3月15日、江戸川区教育長蓮沼千秋氏と一般社団法人アルバ・エデュ代表竹内との面談が、江戸川区教育委員会で行われました。江戸川区は、日本財団助成によるSpeak Up!プログラムの導入先の一つです。 蓮沼教育長からは、「話す力を高めることはこれからの教育にとても重要なこと。」とのコメントをいただき、これまでの教員研修と授業の教育効果に驚かれる場面もありました。 今後も江戸川区の瑞江第二中学校でのプログラム実施を継続します。区とも協力して、すべての子どもの話す力を育てる実践を続けてまいります。

【イベントレポート】2023年2月15日「話す力を育成する官民合同シンポジウム」を開催しました。

2月15日、「話す力を育成する官民合同シンポジウム」を、都内の会場とオンラインで開催しました。このシンポジウムは日本財団の助成により行っている自治体向けの「Speak Up! プログラム」の成果報告を目的として開催したものです。
「Speak Up! プログラム」は、子どもの「話す力」および教員の意識の向上を目的として、自治体が選定した公立の指定校に対して複数回のモデル授業と教員研修を実施するプログラムであり、2022年度は1都11市区町の自治体で導入し、多くの子どもたちにこのプログラムを届けることができました。 社会に出ればコミュニケーション能力がもっとも大事とされ、就活では面接を課す会社がほとんどであるにも拘らず、一般的な日本人は人前でプレゼンすることも人と対話することも苦手。それは教育課程に体系的に存在しないことが主因であり、加えて子ども若者の自己効力感が低い点、学校が心理的安全性の担保されない場所になっている点もこの問題に拍車をかけているとアルバ・エデュでは分析しています。これは早期に是正されるべき立派な社会課題と考え、Speak Up!プログラムを開発し、9つの自治体で効果を測定しました。 * まず、定量分析の視点から三菱UFJリサーチ&コンサルティングより、定性分析の視点から福岡教育大学山元教授より、同プログラムの効果測定について報告を受けました。(別添:調査報告書) 【三菱UFJリサーチ&コンサルティング 野田鈴子様】 教員研修による先生方の変化と子どもたちへのモデル授業の実施を通して、「プレゼンの重要性」や「プレゼンへのポジティブさ」「プレゼンに対する自信」「世の中を知りたい、社会の役に立ちたいという思い」が有意に上昇していた。他の検証結果からは、実際に発表会でプレゼンすることで自己開示が進み、学級の「心理的安全性」が高まる可能性もあることが分かった。 【福岡教育大学教授 山元悦子様】 授業後の児童生徒に対して行ったアンケートでは、「社会に役立ち、社会を良い方向にしていきたい」「世界を変えるためにプレゼンはある」など、社会に自ら働きかける意欲が湧いていることが伺えた。また、「プレゼンは自分の気持ちを自由に伝えられるものだ」「主役は自分」など、プレゼンの意義を認識している様子も読み取ることができた。アルバのプレゼン学習は、勇気をもって自己開示することの快さ、聞いてもらうことの嬉しさを体験することができる。今後は、現場の教員との連携により、より効果を高めていきたい。 次に、「Speak Up! プログラム」を導入した自治体の代表(さいたま市、文京区、戸田市、富山市)からプログラム導入についての報告を経て、意見交換会を実施しました。 【さいたま市教育長 細田眞由美様】
市内のある小学校では「プレゼンは苦手だったけれど、すごく好きになった」といった子どもの声や「自分の考えを深める活動をすると、こんなに子どもたちが生き生きと発表するのかと驚いた」といった教員からの感想があった。「Speak Up! プログラム」は、子どもたちが自信っをもって考えを伝えられるようになるプログラム。能動的に学び続ける力が育まれるのではないか。   【文京区長 成澤廣修様】 文京区では2017年から同プログラムを導入。まず小規模の公立中から導入し、その後プレゼン教育の必要性の高まりを受け、区の重点施策としてプログラム開発、幼小中への導入を決めた。「うちの子が公開の授業で手を挙げているのを初めて見た」と保護者から声が上がるなど、内向的な性格だった子どもたちにも大きな変化が出てきている。リスキリングとして地域の人材を活用する取り組みも行っており、今後も新たなカリキュラムの開発などにも共に取り組んでいきたい。   【戸田市教育長 戸ヶ﨑勤様】
戸田市では課題解決型学習(PBL)を取り入れた授業づくりを推進しており、16年からは市内の小中学生全員が参加するプレゼンテーション大会を実施している。同市立美谷本小学校では2月3日から教員研修が始まり、研修を受けた教員からは「明日からこの学校は間違いなく変わります」と期待の声も上がった。「話す力」の育成は、国語だけでなくあらゆる教科で意図的・計画的に行っていく必要がある。あらゆる教育活動を「話す力」を通して見つめ直し、すべての教科で教科横断的に無理なく着実に「話す力」を育んでいける意図的な仕組みづくりが必要だ。   【富山市教育長 宮口克志様 】 2022年7月にアルバ・エデュと連携協定を結び、児童及び生徒の「話す力」や「伝える力」の向上、教員の資質向上に資することを目的として教員研修やモデル授業を行った。研修については市内すべての教員が自主研修として試聴できるようオンデマンド配信を実施。拠点校の教員からは「読み原稿に頼るのではなく、自分の思いを相手に伝えるために工夫して話すようになった」など成長が見られたと聞いている。次年度も指導を継続し、子どもたちに考えや思いを表現する力を高めていくことが子どもの主体性を育むと考える。 * また、会の総括にあたり、日本財団木田様と文部科学省常盤木様からもお言葉を頂戴しました。 【日本財団 木田悟史様】 やっていく価値が高い取り組みとして今後に期待している。異質なものを受け入れて乗り越えていく力が今ほど求められていることはない。この取り組みを益々発展させ、公教育の中で形あるものとして実施していただきたい。 【文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長 常盤木祐一様 】 どの子どもにとっても学校が行きたくなるような場所にしていくことが大切だと考える。みんなが自分の気持ちを伝えることができる、みんながそれを聞いてくれる学校づくりの一つのツールとして、アルバの取り組みはあるのではないか。教育委員会や学校の教育活動の上に、子どもたちへの想いを強く持つアルバのような団体の取り組みがあることで、益々子どもたちに対する教育効果は上がっていく。 * アルバ・エデュでは、引き続き複数の自治体でSpeak Up!プログラムの効果を継続して測定します。今後は、教材や指導書への当プログラムの導入や、公教育向けのオンライン授業も活用しながら、より多くの学校や子どもたちに同プログラムを届けていきたいと考えています。「話す力」が全ての教科における土台となり、一人の子どもも取り残さず話せる日が来るまで、活動を広めていくために尽力してまいりたいと思います。 【実施概要】 日時:2023年2月15日(水)13:00-15:00 場所:AP 虎ノ門3階 ROOM【J】東京都港区西新橋1-6-15NS 虎ノ門ビル3F 主催:一般社団法人アルバ・エデュ 登壇者:9名 オンライン視聴者:33名 【登壇者】※順不同 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課長 常盤木 祐一 文京区長 成澤 廣修 日本財団 経営企画広報 部部長 木田 悟史 埼玉県 さいたま市 教育長 細田 眞由美 埼玉県戸田市教育長 戸ヶ崎 勤 富山県富山市教育長 宮口 克志 福岡教育大学 教授 山元 悦子 三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング 野田 鈴子 一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事 竹内 明日香    

【対談動画】プレゼンは子どもたちが生き抜くための力になる〜瑞江第二中学校での実践と成果〜

  3年間アルバ・エデュの出前授業を取り入れている江戸川区立瑞江第二中学校校長、滝澤清豪先生と弊社団代表竹内との対談が行われました。   瑞江第二中学校との出会いは、3年前、滝澤校長のアルバ・エデュへの一本の電話から始まりました。生徒たちに「話す力」をつけたい、そんな滝澤校長の熱い想いに胸が熱くなったと、竹内は当時を振り返ります。そこから学校の研究の柱としてアルバ・エデュのプレゼンプログラムを取り入れてきた瑞江第二中学校。校長としての学校経営に対する姿勢やプレゼンプログラムによる生徒の変化についてお話を伺いました。  生徒たちはこのプログラムを通して大きく変容したと語る滝澤校長。高校の推薦入試では、もともと12%程度だった合格率が、昨年度は47%に上がりました。また、後日とったデータでは「プレゼン授業は面接入試に役立ちましたか?」の問いに、回答した26人中25人が「役に立った」と答えたということです。これは日々の学校教育に加えてプレゼンに継続的に取り組んできた成果と言えると話してくださいました。他にも、授業で発言できなかった生徒が発言することに挑戦したり、能力に関係なく発信する場が確保されたことにより自己肯定感や自己効力感を一人一人が伸ばしていったりと、多くの変化について話してくださいました。  そして、学校経営についてもご自身の理念を語ってくださいました。学校経営において滝澤校長が大切にしているのは、「教員をいかに巻き込むか」ということ。子どもたちを育てていくその最前線にいる教員が、取り組みを自分事として捉えて前向きに実践できるよう、教員に対して想いをもって学校経営されていらっしゃる様子が伝わってきました。実際に教員研修などでお会いする瑞江第二中学校の先生方は、とても熱心で意欲的な方が多く、こういったところに滝澤校長の学校経営の手腕が発揮されているのだろうと感服しました。  「生き抜く力」を教育目標の柱に掲げている滝澤校長。このプレゼンプログラムはまさにこれからの社会を生き抜くための武器を生徒に授ける教育活動であると語ります。滝澤校長をはじめとする瑞江第二中学校の先生方、そして私たちアルバ・エデュが願いを込めて生徒たちの中に蒔いた種が、いつかたくましく成長し、大きく花開く時を楽しみにしています。

【自治体】アルバ・エデュのプログラム、さいたま市長が視察。

アルバ・エデュが提供している「Speak UP ! プログラム」をさいたま市長である清水勇人さまにご来訪、ご視察いただきました。 視察場所:さいたま市立 西原小学校にて   【清水勇人市長のコメント】 6年生が行ったモデル授業を参観させていただきました。 なぜ、プレゼンか → プレゼンのコツ(考える・伝える・見せる) → プレゼン体験(ヒヤリング→プレゼン) と進めていくプログラムで、子どもたちにもわかりやすい授業構成になっています。
この授業で人前で話す、自分の意見を伝えることが苦手な子どもたちが少しづつ変わっていくように感じました。プレゼン力の高い子どもたちがたくさん育まれていくことで、自己肯定感の向上につながり、さらに「社会を大きく変える」「未来を切り拓く」大きな力になってくれることを期待します。  

【取材記事】東洋経済education×ICTに掲載されました

東洋経済education×ICTに取材いただいた記事『学力や自己効力感が向上?「話す力」を育むプレゼン授業が導入校を増やす訳』が掲載されました。
https://toyokeizai.net/articles/-/645562 実施したさいたま市の小学校の校長先生や教諭のお話も掲載されています。ぜひご一読ください。

「Speak Up!プログラム」導入校に文部科学省、さいたま市教育委員会の視察

2022年12月8日、「Speak Up!プログラム」の8自治体目の導入先として、さいたま市立西原小学校(橋本大輔 校長)の児童に対してモデル授業、先生に対して教員研修を実施しました。 ※Speak Up!プログラム:アルバ・エデュが日本財団の助成のもと全国の自治体にて実施 プログラム詳細はこちら   今回のプログラム実施にあたり、 文部科学省 教育課程課 常盤木課長含む5名 さいたま市教育委員会 細田教育長含む4名 が視察のため訪問されました。   6年2組でのモデル授業の様子 教員研修の様子   <プログラムに対するコメント>
文部科学省 常盤木課長 「 子供たちがこれからの社会を自分の力で生き抜いていくために必要な力ですね。」 さいたま市教育委員会 細田教育長 「内容はすべての基礎になるもの。教員がスキルやマインドセットを身に付けられると一気に変わる。プレゼンだけでなく学びに向かう力が変わる」 文部科学省、さいたま市教育委員会の皆様との意見交換の様子   今後、西原小学校で継続実施されるプログラムには、さいたま市長の視察も予定されております。

<ソーシャル・セクターのDXを考える ~誰一人取り残さないデジタル社会の実現に向けて~>に 代表竹内が登壇いたしました

2022年12月5日(月)日本財団で開催された <ソーシャル・セクターのDXを考える ~誰一人取り残さないデジタル社会の実現に向けて~>に
代表竹内が登壇いたしました。
日本財団のイベントにでるのは2018年のソーシャルイノベーションアワードのファイナリスト以来となります。
・すべての子どもたちに話す力を届ける活動をしていること
・2020年の一斉休校からオンライン授業を始めたこと
・格差があることがわかったこと
・困窮世帯だけでなく、中間層にも差があること
・その格差をなくすために活動をしていること をお話させていただきました。 みなさま応援ありがとうございました。
引き続き何卒よろしくお願いいたします!

日経DUALに掲載「わが子が何を話しているのか分からない」理由は語彙力不足。家庭でできる、低学年向きの5つの方法」

2022年11月22日
日経DUALに 代表・竹内が取材を受けた 「わが子が何を話しているのか分からない」理由は語彙力不足。家庭でできる、低学年向きの5つの方法」 が掲載されました。 日経DUALは、共働きの家族を応援し、仕事に育児に忙しいワーキングママとパパに有益な情報を提供する情報サイトです。 全文を読むには会員登録が必要ですが、ぜひご一読ください。 https://dual.nikkei.com/atcl/column/17/101900011/111600242/

エレピカード®販売開始

「エレベーターピッチ」とは、エレベーターで出会った人に対して
目的階につくまでの数十秒の間に自分のことを印象付けるためのショートトーク。 このカードは、将来やってくるとっさのチャンスを 子どもたちが自分の力でつかみ取ることができるように アルバ・エデュが開発したオリジナルカードゲームです。 勝ち負けはありません!! 自由は発想、自由な遊び方で「プレゼン」をお楽しみください。 【エレピカード®詳細】 枚数:20枚 大きさ:A6サイズ 対象年齢:小学生向け 説明書入り 1箱:2,200円(税込み) +送料370円(レターパックライト使用) 合計2,570円 6箱セット:12,000円(税込み)+送料(地域により変動)  
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プレスリリース 【プレスリリース】文京区・教育委員会とプレゼン教育に関する覚書を締結
取材・掲載 戸田市教育委員会noteでご紹介いただきました
その他中学校教員研修 【自治体】江戸川区教育長との面談が行われました
その他 【活動報告】アルバ・エデュ代表竹内による東大学会サポート

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