都立白鷗高校にて、3回シリーズのプレゼン授業を実施しました2025.11.27
10月31日、11月7日、21日に、アルバ・エデュは都立白鷗高校にて、全3回のプレゼンテーション授業を実施しました。今回のテーマは、自分の考えを言葉にし、聞き手に伝わる形に整えていくプロセスを体験すること。
授業には、アルバ・エデュが開発した生成AI搭載アプリ「SPEAK STARⓇ」を活用し、生徒一人ひとりの思考を引き出しながら、表現力の向上をめざしました。
初回は、プレゼンに必要な“土台”となる 「考えを整理する力」 を掘り下げました。生徒たちはテーマに沿って、考えるー広げるー深めるのプロセスを、SPEAK STARⓇの「対話パート」を活用しながら進めました。 生成AIによる問い返しを受けながら、自分の意見を「なぜそう思うのか」「他の視点はあるか」など、多角的に整理しました。
アプリとの対話は、生徒の発話を即時に構造化し、思考の深まりを可視化したり、生徒自身が“自分の考えを持つ”実感を得るなどの効果があります。 (※これらの学習効果は、文科省実証事業でも示されているポイントです )
教室のあちこちで、「こんな視点もあるんだ…!」 「言葉にしてみると意外と難しい…」
という声が上がり、生徒たちは自分の思考とじっくり向き合う時間となりました。

2回目は、基礎で洗い出した材料をもとに、聞き手にわかりやすく伝える構成づくりに挑戦しました。伝えたいメッセージは何か、そのメッセージを支える理由は妥当であるか、説得力のある順番はどれか、といった「プレゼン構造の作り方」を学びながら、SPEAK STARⓇで何度も練習。 生成AIによるフィードバックを参考に、「もっと簡潔に」「もっと具体的に」と伝え方を磨いていきました。

最終回の3回目は、各自が仕上げた内容を使いながら、講評と振り返りを行いました。
「どの部分が相手に届き、どの部分が不明確だったのか」を、具体的な言葉で振り返ることを重視しました。振り返りでは、 「話す前より、自分の考えが整理された」 「言いたいことを順序立てて話せるようになった」 といった声が多く、生徒たちの表現への自信が大きく変化している様子が見られました。
今回の3回シリーズを通して、生徒たちは、自分の考えを持つことの大切さとそれを言葉で伝える難しさと面白さ、そして「SPEAK STARⓇ」でのAIとの対話で思考が深まる感覚を体験しました。
SPEAK STARⓇの活用により、教室全員に対して個別最適な問い返しが行われ、生徒一人ひとりが「自分の言葉」で語れるようになっていく様子が印象的でした。
