私立学校導入事例 宇都宮短期大学附属中学校・高等学校

SSプレゼン授業と校内研修 今後中学生全学年にプレゼン授業を実施

数年前からiPadを全生徒全教員が活用しており、職員会議はすべてペーパーレス、保護者はキャッシュレス。校長先生自ら学校の活動についてSNSで発信され、さらにはPCR検査も校内で受けられるという先進的な学校です。

今年度は、℮スポーツ部が創設され、入部希望者が殺到、勉強と両立できる生徒が入部を許可されたそうです。

第一学年 学力強化合宿「プレゼンテーション授業」
合宿中の4時間で

・話す力の重要性
・プレゼンの基礎
・ロイロノートでスライド作成
・プレゼン

の授業を行いました。

SDGs17項目から1つ選び、スライドを作成し90秒でプレゼンする活動では、「動物を守るために」「貧困とワクチン」など、伝えたいことは一人一人違います。たった90秒で自分の思いをどう伝えるか、話す内容・伝え方・見せ方、思考をフル回転させプレゼンしていました。中学に入学して2ヶ月、クラスメイトがどんな課題意識をもっているかが共有できてよい時間だった、互いに新しい発見があった、と先生方からお言葉をいただきました。

 

 

 

年3回校内研修と「AL×ICT活用」授業案AWARD
1回目:アクティブラーニング時代の教育 ①考える力

2回目:効果的なアウトプットへと導く授業案の作成 ②伝える力③見せる力

3回目:プレゼン発表講評・総括

・課題の設定・情報の収集

・整理・分析・まとめ・表現

探究学習に沿って授業のアイディアをご提案し、付箋ワーク、端末でのチャットワーク、授業案のスライドを作成して他の教科の先生にプレゼン、先生方のアクティブラーニングも加速しました。

授業案アワードでは、先生方の指導案をすべて拝見し「アルバ賞」を5人選ばせていただきました。プレゼン後のアドバイスをもとに改善された授業案は、ICT活用とALが見事にかみ合った素晴らしい内容で、「この授業受けたいね」とスタッフ一同、生徒になった気持ちでワクワクしました。

参加された先生の声

「教員としての勤めも長くなってきますと、<自分>自身の教材理解は深まり、<自分>なりに授業展開はスムーズになってきます。 しかし、それが<生徒>の深い学びになっているかどうかは別であり、「なんだか私の授業って自己完結・満足ではないかしら?」と思うことも多くあったのですが、今回の研修を受け、あらためて対話的な授業展開の大切さを実感した次第です。大きな刺激とさせていただきました。」